富士見ネット公式HP
ここからも入れます
 
 

支援組織

川島茂裕さんを支援し大学教員の教育研究と身分保障を考える会
富士大学教育裁判を見つめる市民ネットワーク
富士見ネットワークを支える会

 

最近における大学教員の権利侵害事件
2002年
富士大学教員解雇事件

1.事実関係

 富士大学は同大学教員川島茂裕さんに対し、平成13年8月1日、経済史の講義の方法が適切性を欠いており、経済史担当教員として不適任であるということを理由として、教育職員から解任し、事務職員に任命して図書館勤務を命ずる旨の意思表示をした。
 これに対して,川島茂裕さんは、平成13年8月から、図書館で勤務し始めた。さらに,平成13年11月30日、本件配置転換を不服として、盛岡地方裁判所に対し、富士大学の助教授の地位にあることを仮に定める旨を求めて仮処分命令の申立てをし、同裁判所は、平成14年4月12日、仮処分命令の申立てを認容する決定をした。
 その後,富士大学は、同年3月11日、川島茂裕さんに対し管理部管理課(別室)勤務を命じた上、同年4月17日、教育職員として本旨に従った債務の履行をしなかったこと、並びに就業規則11条2号及び4号に該当したことを理由として、解雇した。
 川島さんは平成14年5月14日,地位保全,賃金の仮払い,研究室の貸与を求めた仮処分申請を盛岡地裁に提出。

(事件の詳細な経緯について)

富士見ネット公式HPの「富士大裁判の発端と経緯」を参照のこと。
 


2.盛岡地裁は2003年7月15日,川島茂裕さんの地位保全を認める仮処分を決定。全面的な勝利。
  
富士大学解雇事件仮処分判決(2003年7月15日盛岡地裁)全文

3.支援組織「川島茂裕さんを支援し,大学教員の教育研究と身分保障を考える会」のニュース
  
第1号〜第28号(2003年7月24日)はこちら ≫

4.富士大学解雇事件 本訴「訴状」全文(プライバシー保護のため,一部名称を略記)
  富士大学解雇事件 本訴「訴状」(2003年9月1日付)全文

5.富士大学解雇事件本訴裁判第1回公判 2003年10月31日森岡地裁で開廷予定。
  第1回公判のお知らせはこちら ≫

 

 

鹿児島国際大学三教授を支援する全国連絡会  
事務局・連絡先 〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67  龍谷大学細川研究室
 eメール hosokawa@biz.ryukoku.ac.jp   Tel and Fax 075-645-8630(重本直利 宛)