2004/06/01 Topics

守る会ニュース No.7 2004/5/22


鹿児島国際大学教職員の身分を守る会発行(電話285−7285)

裁判で次々と勝訴−これまでの裁判の経過と現状

3教授の解雇問題が発生して早2年以上が経過しました。この間 学園側と5つの裁判が行われてきましたが、その内の3つについてはすでに裁判所の判断が下されました。とくに去る3月に示された鹿児島地裁の判断は、改めて私たちの主張を全面的に認める内容でした。(この判断の概要とポイントについては、同封の別冊チラシをご覧ドさい)。

5つの裁判とは、以下の通りです

(1)地位保全等の仮処分を申し立てた裁判(2002年4月提訴、同年9月末決定)
(2)解雇無効・地位確認等を請求した裁判=本訴 (2002年11月提訴、現在係争中)
(3)学園当局による仮処分決定への異議申立裁判(2002年12月提訴、2004年3月決定)
(4)学園当局による名誉毀損・損害賠償請求裁判(2003年4月提訴、2004年1月判決)
(5)賃金仮払いの延長申立て裁判(2003年10月提訴、近く結審)

 このうち(1)の地位保全等仮処分申立裁判については、すでに御承知のとおり2002年9月に鹿児島地裁の決定が下され、三教授側の全面勝訴となりました。(2)は、仮処分決定で「解雇無効」の判断が示され「地位保全」命令が出されたあと、学園当局がこの決定を批判し、懲戒解雇が認められないなら通常解雇すると通告してきたため,三教授側がやむなく解雇無効と地位の確認を求める裁判(本訴)に入ったもので、現在も継続中です。
 その後、学園当局は仮処分決定に対する異議申立て裁判(3)を起こし、翌2003年4月には南日本新聞社と八尾教授に対する損害賠償訴訟(4)を起しました。解雇事件に関する『南日本新聞』の記事と八尾教授の肩書記載が学園への名誉毀損だとして合計550万円の損害賠償等を請求した訴訟です。(5)は賃金の仮払いが昨年の9月で切れたため,仮払いの延長を求めた裁判です。
 このうち(4)の名誉毀損裁判については今年1月に判決、(3)の異議申立裁判については去る3月末に決定が下され、共に三教授側の全面勝訴となりました。
 以上のように三教授側は三つの裁判で全面勝訴したことになります。
 学園側が起こした仮処分異議申立裁判で、鹿児島地裁は事実関係と双方の主張を詳細に整理して、学園側の主張をことごとく斥け,三教授らに「懲戒事由に該当する事実は認められない」との判断を示しました。懲戚解雇はもとより,懲戒処分するような事実もないということでしょう。今後の裁判に明るい展望が示されました。

次の裁判は、5月17日(月)。続く6月7日(月)の裁判にも傍聴に来てください!

 本訴については、これまでに9回の口頭弁論が行われ、第8回目からは学園側証人への尋問がはじまりました。次回5月17日(月)10時からの法廷には,菱川泉前鹿児島国際大学学長(現津曲学園理事長)が出廷し、栽判は山場を迎えます。さらに6月7日(月)13時30分から、原告側の口頭弁論が行われます。

全国連絡会がブックレットを発行

 鹿児島国際大学三教授を支援する全国連絡会より、ブックレットが発行されました。タイトルは『いま、大学で何がおきているか一市民のための「大学改革」をめざして−』(かもがわ出版)です。定価は1200円ですが、守る会では1000円にて販売いたします。ご希望の方はご連絡下さい。

守る会第3回総会を開催します。

 第3回総会を7月17日(土)午後3時、場所は鹿大教育学部103号教室(予定)で開催します。お忙しいとは思いますが、奮ってご参加下さい。尚、詳細は次回の守る会ニュし−スで、お知らせします。

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