1.事実関係
2003年春,山口県下関にある東亜大学で,4名の教員が解雇される事件が起こった。解雇された4名は,2003年4月17日に山口地裁下関支部に地位保全等の仮処分を申請し,現在裁判中。
2.解雇にいたる経緯
東亜大学では,2001年度12月賞与の減額支給(現在未払い賞与請求訴訟で係争中),希望退職募集などおこなわれ,「経営危機」が表面化。学園は2002年度から学部専任教員を112名にするとし,2002年3月末に「過剰」とされた教員約20名に退職勧奨。拒否した教員は一方的配転,講義等をはずされた。
2003年2月,学園は学術研究所教員に対して,退職勧奨。13名が退職届けを提出したが,これを拒否した4名が整理解雇された。
3.地位保全等の仮処分裁判
2004年11月22日山口地裁下関支部で和解が成立しました。
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