中高一貫教育校を新設／立命館守山キャンパス整備が起工

建設通信新聞（2006/03/10）

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　立命館（京都市北区）は８日、滋賀県守山市で立命館守山キャンパス整備事業に伴う建設工事の起工式を行った。守山市から市立守山女子高が移管されるのに伴い、同市三宅町２５０の旧平安女学院大びわ湖守山キャンパスを利用して中高一貫教育の学校を新設する。２００７年２月の完成、同年４月から利用する。
　式典には川本八郎立命館理事長や山田亘宏守山市長などの関係者や来賓、設計・施工関係者からは佐野吉彦安井建築設計事務所社長、戸田順之助戸田建設会長、荻原達朗東急建設常務執行役員ら、約１３０人が出席した。
　神事では、代表者が起工行事や玉串奉奠（たまぐしほうてん）を行い、工事中の安全を祈願した。直会（なおらい）では、川本理事長と山田市長のあいさつに続き、佐野社長と戸田会長が工期内に高品質の施設を安全に施工する決意を表明した。この後、乾杯し、起工を祝った。
　同工事の設計は安井建築設計事務所、施工は戸田建設・東急建設ＪＶ（設備工事はきんでん・東邦電気産業ＪＶ、三晃空調・ダイダンＪＶが協力）が担当する。工期は０７年２月２８日まで。
　各施設の概要は次のとおり。
　▽新築＝高校教室棟（ＲＣ造５階建て延べ５０５５ｍ２）、第１体育館（ＲＣ一部Ｓ造３階建て延べ３３２３ｍ２）。
　▽全面改修＝特別教室棟（ＲＣ造３階建て延べ２５７４ｍ２）、本部・中学教室棟（ＲＣ造３階建て延べ３９９０ｍ２）。
　▽部分改修＝第２体育館（ＲＣ造平屋建て１０９０ｍ２）、情報メディアセンター（ＲＣ造２階建て延べ２４１４ｍ２）、地域開放センター（ＲＣ造平屋建て４２３ｍ２）、食堂棟（ＲＣ造平屋建て１０１１ｍ２）。