守山女子高校の卒業式、「先輩たちは守女(もりじょ)を残すために努力してくれた」

中日新聞(2006/03/02)

笑顔と涙の卒業式 県内の高校

 県内の県立・市立高校四十八校(全日制と定時制)で一日、一斉に卒業式が行われ、生徒たちが通い慣れた学びやに別れを告げた。……

 四月から「立命館守山高校」となり、四十七年の歴史に幕を閉じる守山市立守山女子高校(北川晴雄校長)はこの日が最後の卒業式。
 卒業証書授与や式辞などの後、在校生代表の送辞で西田沙希恵さん(二年)が「立命館への移管を知り、驚き、憤り、悲しみは大きかったが、先輩たちは守女(もりじょ)を残すために努力してくれた。つらくなったら守女のことを思い出してほしい」と述べると、卒業生からはおえつが漏れた。
 卒業生を代表してあいさつした佐藤真利子さんは「三年間楽しかった。在校生は守女の信念と誇りを持ってほしい」と話した。……