大学のやり方も問題ですが、地裁判決は「教育を受ける権利」に反します
今大学では改革に取り組んでいます。直接の要因は少子化時代の生き残りですが、その改革の成功は学生の学ぶ権利をどれだけきちんと充足できるかにかかっています。そうした中で、大学運営や教育の透明性を高め、学生の意見を取り入れつつ改善をすることで、大学が社会で果たすべき役割を従前に遂行するべく努力しています。 平安女学院のやり方はこうした努力に水をさし、学生の学ぶ権利を侵害するものですが、地裁判決は、今は滅んでしまった特別権力関係論を思わせるような論理で、とうてい受け入れることはできません。 大学の授業で取り上げることで、少しでも大学の真の改善のためにも協力しています。 |