資料(7の1) 
守山市立守山女子高校の教育

資料(7の1)  守山市立守山女子高校の教育

 

守山の街づくりと一体で取り組んできた−
守女の教育改革と実践

平成11年度 新たな改革に着手
▼21世紀の世界と日本を見すえて、国際的な視野と感覚をもつ女性を育てる
▼個性豊かな進学と学力、外の世界とコミュニケートできる語学力と国際理解
☆情報ビジネス科に改称、ふたつのコース新設

 1982年(昭和57)商業科が設置され、全国の商業教育に先駆けてOA機器を導入。商業科活性化の柱−珠算検定1級取得など資格取得奨励は、苦しさから逃げず、努力を惜しまず、前向きに挑戦する生徒たちを育て、生徒と教員、教員間の信頼と連携を確かなものにしてきました。この教育が「私、こんな大学にいけるとは思ってもみなかった」と輝く日で希望に胸膨らませる生徒の成長につながっています。さらに多様な価値観や目的をもって入学する生徒の就職や進学−多岐にわたる進路を保障するため平成11年に「情報ビジネス科」に改称。「ビジネスコース」と「国際博報コース」を設けました。

☆光輝く英語教育=国際理解教育
英語科に「国際教養コース」と「国際コミュニケーションコース」を新設

 守女の最大の特色は、国際理解教育と一体になった英語科。昭和49年米国ハワイ州カウアイ郡との交換学生の訪問と交歓会を機に、守山市と一体になって1年間の「交換留学事業」「海外語学研修」を実施、学内に「国際教育委員会」を設置してその企画や留学生などの選考。昭和63年英語科を設置、今日に至っています。
 毎年米国から「1年間本校専属」の英語の教師を招き、授業は全て英語で進められています。生徒は「2年間の授業で、外国の人とコミュニケーションしながら、英語を使って意志疎通ができるまで語学の力量を高めてくれた。」

 今後さらに、国際化社会への対応と進学志向の願いに一層応えるために、(すでに、県内外の国公立、有名私学等の外国語系統や英文系統への進学が目立ってきています)平成11年から「「国際教養コース」と「国際コミュニケーションコース」を設置、より高いレベルの進学希望に対応し、また国際社会化の中で活躍していける生徒を育てようとしています。
 こんな公立高校は、全国的にみても、唯一、独自のものといわれます。

☆生活総合科に発展、福祉とデザインのふたつのコース新設

 被服科は福祉とデザインを学習の柱にした「生活総合科」(平成11年度)へ。生活福祉コースと服飾デザインコースを設け、地域の福祉、国際社会の中で活躍できる自由な発想と能力、個性豊かな資質の育成を目指しています。

☆輝く部活!その活躍は全国規模

 平成に入ってからだけでも、卓球部、空手部、将棋部、ハンドボール部、剣道部演劇部、ソフトテニス部などが、インターハイ、国体、高校選手権、海外大会へ出場、優勝や上位入賞、選手派遣など毎年のように活躍を見せています。