第2回口頭弁論 傍聴記(2)

 

 
第2回口頭弁論(守る会ニュース2003年4月21日,No.3より)

第2回口頭弁論


 2月24日10時から鹿児島地裁民事第1部合議部において、第2回口頭弁論が開かれました。席上、原告(2月21日付)・被告(2月17日付)双方の準備書面および証拠が提出されたことが明らかにされました。
 法廷では、裁判長から被告・学園に対して、最初に行われた懲戒解雇とあとから付け加わった普通(通常)解雇との関連についてはっきりさせてほしいという疎明(そめい)がありました。裁判長から、普通解雇について、必要とされる手続きをとったのかどうか、条件付き解雇の意思表示については学説上議論のあるところなので、次回までに説明しなさい、と被告に「注文」がでました。民事事件では、書面の提出によって陳述にかえる慣行なので、裁判長と弁護士がなにやらむにゃむにゃ言っているうちに終わってしまった感想をもった支援の方も多かったようです。次回からは、少しの時間でも、法廷で陳述する方向で考えていく旨、増田弁護士から話されました。