第5回口頭弁論 傍聴記速報

 

 

第5回口頭弁論の報告集会
8月11日(月)13:48−14:15

報告集会の参加者29名。


 

1時30分から次ぎの裁判が始まる予定が入っていたので、あっと言う間に終わり支援集会へ。
支援集会は29人が参加、小栗実先生の弁舌さわやかな司会で増田弁護士より今日の裁 判の説明がありました。仮処分が9月いっぱいなので、もう一度申請すること、学園側から出されている仮処分の異議申し立てに対する裁判所の判断(却下だと思います) が9月末になるようです。
 純心大学のセクハラ解雇事件の仮処分が、給与の仮払いだけで地位保全が受け入れら れなかった事への質問があり、企業の仮処分ではそうした例が多く、どうせ保全して も受け入れられないだろうという時は本訴に持ち込むことがあるそうです。このことからも、三教授問題は裁判官があまりにひどい例と考えていて、地位保全、給与も全 額支払いが認められたということです(必要最低限の生活費だけに減らされることもあるそう) 。

 富士大学の川島先生より、互いに情報交換しあい頑張りましょうとエールの交換。川島先生はご自分の裁判で大学の特殊性、教授会自治などを自分の弁護士に理解しても らうのに(弁護士教育)一番エネルギーをさいたということです。川島先生は教授会で理事会への反対意見を述べていたら事務職に配置転換、部屋もトイレの横の倉庫(冷暖房なし)に移されるなどシンデレラなどのお話でも聞いたことのないように虐げられ、
これを不服とする裁判に勝訴した日に解雇されました。経済的問題も切実だが、解雇されたものにしか判らない気持があり、メンタリティーでの支援が必要と話されまし た。

田尻先生より傍聴のお礼と8月20日1時10分からの八尾先生の名誉棄損裁判への傍聴の 呼びかけがありました。

(口頭弁論リポーター)鹿児島市民A