2003年7月22日
UNION News Letter 鹿児島国際大学教職員組合 執行委員会 Vol.3-1 |
2003年度組合定期総会及び臨時総会報告
6月28日(土)に2003年度組合定期総会、7月16日(水)に2003年度組合臨時総会をおこないました。まず、6月28日(土)の2003年度組合定期総会において、2002年度活動報告、及び2002年度会計報告・会計監査報告が行われ、いずれも承認されました。ただ、次期執行委員については、執行委員予定者の人数は十分そろっていましたが、だれがどの役員につくかを検討する機会を持ち、万全の体制を整えて、あらためて提起することになりました。このため、その後2回、現執行委員と次期執行委員予定者で拡大執行委員会をおこない、執行委員のそれぞれの役割、及び2003年度活動方針について議論した上で、7月16日(水)の2003年度組合臨時総会において、次期執行委員体制を選出し、あわせて2003年度活動方針が承認されました。
委員長 西原 誠司(短期大学部) 副委員長 南新 秀一(国際文化学部)
書記長 飯田 伸二(国際文化学部)
執行委員 板倉 大治(経済学部) 田中 安平(福祉社会学部)
村上 光朗(福祉社会学部) 青木 信雄(短期大学部)
監事 青木 康一(経済学部)
2003年度活動方針(基本方針)
1.懲戒解雇の撤回
解雇無効、地位保全を確認した三教授側全面勝利の仮処分決定を土台に、現在闘われている本訴、仮処分申請異議申立、損害賠償事件裁判などへの支援を強める。生活や研究・教育などにおける三教授への物心両面の支援に取り組む。地労委あっせんにより開催されることになった懲戒問題団交実現にむけて、理事会と継続的に交渉していく。
上記の目標を実現すべく、九州私大教連の全面的支持を受けながら、「鹿児島国際大学教職員の身分を守る会」、「鹿児島国際大学三教授を支援する全国連絡会」など、学外の支援組織との連携を強化する。
2.教育・研究環境の充実
学生の学力の低下、長期不況による就職難に対処し、来年度から導入される第三者評価に堪えうる大学を作るには、教育・研究の質をいっそうレベルアップすることが今まで以上に求められている。以上の認識に基づき、理事会、大学当局との建設的対話を通じ、教育・研究環境の一層の充実を図る。
3.教職員の権利の擁護・拡大
大学間競争が激化する中、今こそ教職員の1人1人が職務に専念できる環境整備を行うことが急務である。この見地から、教職員の権利の拡大・擁護に一層努める。
4.組合の団結強化
解雇問題をはじめとする学内の諸問題を解決するには、組合員の団結の強化が不可欠である。教職員の多くが受けている「圧迫感」「閉塞感」をはねのけ、学内正常化を実現する上で組合が果たす役割の重要性を広く組合員に周知し、組合の団結と組織強化に努める。
5.政策的力量の強化
私学をとりまく環境が一層厳しさをます中、春闘も学内交渉も見直しが迫られている。新たな事態に迅速・適格に対応ができる政策的力量をつけるべく、組合員間の議論を深めながら組合の再構築に取り組む。